旦那さんの実家滞在は自分がちょうど良いと思える長さで無理せず過ごす

ピンク・プリンセスマインド

結婚してからほぼ毎年、夏とお正月に旦那さんの実家に行っています。
旦那さんの実家は車で5時間ほどかかるので、2泊3日滞在させていただいています。

が・・・旦那さんの実家=私から見たら義理の実家に行くのって毎回憂鬱になります。
旦那さんのご両親はとても素敵な方達でやさしく接してくださいますが、やはり自分の実家とは違い・・・

めちゃくちゃ気を使います~~~!!!

普段は旦那さんと仲良しですが、義理実家に行く時はもめます。
ですが・・・今回は私だけ1泊で家に帰る予定です。旦那さんと子供達は例年通り2泊してから帰ります。その理由は・・・

「自分の生きている時間をネガティブな感情の時間にしない。」と決めたから。

 

旦那さんの実家に行くことでもめる理由

旦那さんの実家に行くことで、旦那さんと毎回もめてしまうには理由があります。
まず、旦那さんの実家に持って行く手土産やプレゼントを選ぶのを・・・旦那さんが決めてくれない・・・というか私に放り投げてきます。
旦那さんから見たら自分の実家の家族に渡すものだし、好みも私より知っている旦那さんが選んだ方が喜ばれるのではないかと思いますが・・・
旦那さんは、選ぶのが面倒と感じてしまうようです。

結局私が選んだものを、さも自分が選んだかのようにドヤ顔して渡していますよ。
そして、「これおいしい!!」とか「かわいい!!」と言ってもらえると
「でしょ!!」と、旦那さんは有頂天になっています。

私から見たら・・・全くおもしろくないですけど。

そして、子供達が小さかった頃は着替えなどの荷物を用意するのは私だったから。
子供達2人分̟プラス私の分と、計3人分の荷物を用意するのは大変です。旦那さんの実家付近の地理がよくわからないため、急に余分に着替えが必要になった時などに備え多めに着替えを持っていかなければならなかったからです。
私が準備に追われている間、旦那さんはサクッと自分の分だけ用意して暇そうにしていましたよ。

 

旦那さんの実家で気を使ってしまう理由

 

毎年、旦那さんの実家に行っていますが、どうしても緊張感が抜けないです。
年に数回しか会わない旦那さんのご両親や兄弟、親戚の方々などと話しをするのは、共通のネタも少なく会話をつなげるのも難しく感じてしまうからです。
子供が産まれてからは、ほぼ話の内容は子供に関することです・・・。

旦那さんはご両親や兄弟と楽しそうに私の知らない人の話や昔話をして盛り上がっていますが、正直私はわからず・・・半分以上わからない会話を聞いているだけという状態です。

仕方がないことだけど・・・その場から出たくても行くところがありません。

また普段住んでいる家ではないため勝手もわからず、旦那さんの実家のやり方もわからないため、いちいち確認する必要があること。
旦那さんのご両親は本当に良くしてくださいますが、私の両親に対して私が全力で甘えることと同じように甘えられるかと言ったら・・・それはできません。
ですので、「疲れた~。」とその辺にゴロっとすることにもブレーキがかかりますし、好き勝手に冷蔵庫を開けて飲んだり食べたりすることにも抵抗があります。

 

誰かが我慢して成り立つのはそもそも成り立っていない

旦那さんの実家に行く前から旦那さんともめて、到着すれば気を使って疲れながら2泊3日を過し・・・自宅に戻ったらいつも体調を崩していました。
でも、旦那さんは自分の実家に帰ってうれしそうでしたし、子供達もおじいちゃん・おばあちゃんやいとこ達と遊べて楽しそうでしたし・・・

私だけ我慢すれば、全て丸く収まるのではないかと思って、10年以上行っていました。

が・・・最近ではそうは思いません。

誰かが我慢して成り立っていることは、そもそも初めから成立していないと思うのです。

誰か一人でも我慢して成り立っている関係は破綻しています。

・DVを受けても結婚生活を続ける夫婦。
・いじられるのが嫌なのに友人関係を壊したくないからいじられることに我慢する子。
・一方的に上司から仕事を押し付けられて精神的に苦しくなって仕事をする人。

私が我慢して旦那さんの実家で過ごすことに、だんだん疑問を抱くようになりました。

傍から見たら、おじいちゃん・おばあちゃん・パパ・ママ・子供達のほほえましい家族像かもしれません。でも、実情は嫁である私が我慢をすることによってできているのだと感じました。

 

生きている時間を無駄にしない

 

限りある時間。誰にでも例外なく訪れる死。

ここ数年、私は自分があとどれぐらい生きることができるのか、どのぐらい自分の足で自由に行きたいところにいけるのか、どのぐらいやりたいことをやれるのかを意識するようになりました。

最期の瞬間に「自分のできることは、ほぼやった。」と思いたいです。
なので、生きている時間をたった少しでも無駄にしたくない。
時間をネガティブな感情でいっぱいにしたくない。楽しくてハッピーだと思える時間で沢山沢山にしたい。

そう思ったら、この2泊3日の旦那さんの実家へ行くことを見つめなおさなければと感じました。

 

自分がちょうど良いと思える長さで滞在する

そもそも、なぜ2泊3日の滞在なのかというと・・・
車で片道5時間かかるほど遠いため、日帰りまたは1泊で自宅へ戻ると運転する旦那さんが疲れてしまうから。(私は運転できますが、高速道路の運転は苦手なので。)

旦那さんと滞在の日数で話し合ったところ、この2泊3日だけはゆずれないとのことでした。

私は2泊3日が長く感じてしまうんです。特に2日目は寝る・トイレ行く以外はみんなとずっと一緒というのがしんどくて。普段の休日でさえ、家族とずっと一緒だと疲れを感じるので、ひとり別室に行って自分の時間を作っているぐらいなんです。

そこで、私にとって旦那さんの実家に滞在するベストな時間ってどのぐらいかなと考えてみました。ちょうどいいのは6時間ぐらい。夕方前の3時頃に遊びに行って夜9時頃帰るという感覚です。
考えてみれば、仲のいい友人と集まって遊ぶ時もこんな感じの時間です。
私にとって6時間が、疲れも感じず楽しく過ごせる時間なのです。

しかし、車で5時間かけて6時間滞在して帰るといっても・・・帰りの交通手段がありません。
そのため1泊させていただいて、私一人で帰ろうと決めたのです。

何度も言いますが、旦那さんのご両親は素敵な方々で嫌味を言われたり嫌なことをされたことはないです。ただ、2泊3日の滞在が私にとっては我慢しなけばならない時間でネガティブな感情でいっぱいになってしまうのです。
だったら、私にとってちょうど良いと思える時間に調整し、苦痛にならないようにしよう、心から旦那さんの実家にいる時間を楽しいと思える時間にしようとして決めたことなのです。

 

旦那さんの反応は・・・

私が先に一人で帰ることを旦那さんに伝えたところ、はじめは理解してもらえませんでした。
旦那さんは私の実家に行くことに対して我慢することなどなく、特に嫌だとは思っていないようです。そのため、私が旦那さんの実家に行って気を使って疲れるという感覚がわからないようなのです。
それは、嫁の立場で旦那さんの実家に行く事と、娘の旦那さん立場で私の実家へ行く事との違いかなと思います。(だって、旦那さんは私の実家に行っても何もせず、ご飯食べてお酒飲んでで終わりますから。)

でも、私が疲れるなら・・・ということで私だけ先に帰ることに了承してくれました。
ま、旦那さんの許可が出なくても私は帰りますけどね。

 

旦那さんの実家の皆さんを大事に思いたいからこそ私自身を大事にする

 

年に数回のことだし、ほんの数日我慢していいお嫁さんを演じていればいいのかもしれません。
でも、我慢していい顔して築く関係は所詮つくりものです。
旦那さんのご両親や兄弟や親戚の方を、私の両親や兄弟や親戚のみんなと同じように大事に思いたいからこそ、私は自分に偽りなく接したいと思います。
そのためには、私にとってちょうど良い距離で関係を築いていくことが必要なのです。

言い換えれば、旦那さんの実家の皆さんを大事に思いたいから、私自身を大事にしなければ。

私のやり方に異論を唱える方も出てくるかもしれません。
「嫁失格」の烙印を押されるかもしれません。

それでも、自分の心を偽って生きていきたくない。
私の人生振り返った時に、もっと自分の思うように動けばよかったと思いたくない。
そして、後悔しても誰も何もしてくれない、責任も取ってくれない。時間を戻してくれることなんて誰もできない。

誰に何か言われても、私自身を満足させることができるのは私だけです。

プロフィール

chichu

エレガントハンドメイド講師

埼玉県出身・現在、長野県在住

「ピンク色に囲まれたプリンセスライフ」をコンセプトに

ピンク色が好きな方に向けた情報発信をすることに加え
ハンドメイドを通じて自分好みのピンク色な世界観のお部屋や生活を
ご自分で作れるようになっていただくための活動をしています。

➡詳しいプロフィール

 

2014 カルトナージュ上級ディプロマ取得
2016   自宅にてカルトナージュ教室主宰
2017 カルチャー教室にてカルトナージュ講座開催・大手企業とのコラボイベントレッスン開催
2019 カルトナージュの技法を元により簡単・短時間で
          完成させるオリジナル「エレガントハンドメイド」を新しく作り出す
2020 エレガントハンドメイド講座オンライン教室開始

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